文法
N에서 N(으)로
意味
初級N eseo N (eu)ro
変化の前と後を一つの句にまとめる型である。出発点となる数値や状態に에서が付き、到達点に(으)로が付き、後ろの動詞がその移動の向きを述べる(41.1%에서 45.2%로 높아졌습니다)。この枠が示すのは二つの端点であって、その差ではない。差を知るには引き算が必要で、韓国語の記事はその計算を読者に任せることが多い。前と後があるものなら何でもこの枠に入る(金額、比率、等級、日付、場所、人名や役職。2급에서 1급으로、9월에서 10월로、장관에서 총리로)。
活用・つき方
에서は出発点の名詞に分かち書きせずそのまま付き、パッチムの有無で形は変わらない。到達点の名詞は、母音またはㄹで終われば로、それ以外の子音で終われば으로を取る。これは助詞-(으)로と同じ規則なので、45.2%로(퍼센트로と読むため母音終わり)に対し3급으로となる。どちらも助詞であり、動詞が受けるのは後ろの(으)로のほうである(늘다、줄다、오르다、떨어지다、높아지다、바뀌다、확대되다などがこの枠を取る)。見出しやキャプションでは動詞を落とし、助詞の付いた二つの名詞だけで文を成立させることも多い(기준금리 2.5%에서 2.75%로)。出発点が分かりきっているときは에서の側を省き、裸のN(으)로だけを残すこともでき、結果の状態を表す意味は変わらない。
例文
상용직 비율이 41.1%에서 45.2%로 높아졌습니다.
常用職の比率が41.1%から45.2%へ高まりました。
よくある間違い・ニュアンス
この文を正しく読めたかどうかは、二点で決まる。一つめは까지と(으)로の違いである。32도에서 37도까지は範囲で、数値がその内側のどこかにあることを述べる。32도에서 37도로は変化で、一方から始まってもう一方で終わったことを述べる。前半はまったく同じで、主張は別物であり、見分けるための手がかりは二つめの数値に付いた助詞だけである。二つめは、この枠が端点だけを報じ、その差については何も言わないという点である。41.1%에서 45.2%로 높아졌다は変化率をいっさい示しておらず、必要なら読者が計算するしかない。その際、どちらの計算なのかにも注意したい。同じ動きが4.1ポイントでもあり、およそ10%の上昇でもある。韓国語の統計記事は、この二つの単位を同じ段落の中で併用する。
似た文法との違い
- N에서 N까지
同じ에서が別の相方と組んでおり、その違いが読みのすべてを決める。N에서 N까지は範囲を描き、数値はその内側のどこかにある(32도에서 37도까지 올라갑니다=最高気温は32度から37度のあいだ)。N에서 N(으)로は移動を描き、数値は到達点にある(32도에서 37도로 올랐습니다=32度だったものが37度になった)。前半が共通しているため、二つめの数値に付いた助詞を読み飛ばすと、変化の報道を範囲と読み違える、あるいはその逆が起きる。
- -(으)로
この枠の(으)로の側だけを取り出したものである。助詞としての(으)로は手段・方向・結果の状態を表すが、この枠が使っているのは最後の「結果の状態」だけで、その前に에서を置いて、その状態がどこから来たのかを示している。だから에서を落としても文は成り立つ(1급으로 승진했다だけでも何になったかは伝わる)のに対し、(으)로を落とすと枠そのものが壊れる。
- N보다 N 줄다
同じ動きを報じる二つの言い方で、それぞれ別の半分を担っている。N에서 N(으)로は両端の数値を示し、変化の大きさは読者に委ねる。N보다 N 줄다は基準と変化の大きさを示し、変化後の総数は述べない。統計記事の段落ではこの二つが続けて現れることが多く、目の前の数字が水準なのか差なのかを見分けられるかどうかが、そこで効いてくる。