文法
N보다 N 줄다
意味
中級N boda N julda
比較の基準と変化の大きさを一つの節に詰め込む型である。보다の前の名詞が新しい数値を測る基準、その直後の数量が動いた幅、末尾の動詞がその向きを示す。전년 동월보다 19만 1000명 줄어は「前年同月より19万1000人減って」となる。数量の位置には実数(19만 1000명)も率(2%、15.8%)も入り、動詞の位置には変化を表す動詞ならどれでも入る。줄다・늘다が平易な言い方、감소하다・증가하다が公的統計の硬い漢字語で、どちらに替えても枠そのものは変わらない。この枠が決して示さないのは、変化後の総数である。それは別の数字であり、同じ文に書かれていることもあれば、書かれていないこともある。
活用・つき方
보다は基準となる名詞に分かち書きせずそのまま付き、パッチムの有無で形は変わらない(전년 동월보다、지난해 같은 달보다)。そのあとに分かち書きで数量が続き、最後に動詞が来る(N보다+3만 명+늘었습니다)。数量は助詞を伴わずに置かれるのが普通だが、主語として扱うときは이/가が付く(3만 명이 줄었습니다)。漢字語の動詞も同じ位置にそのまま入り(2% 감소했습니다、15.8% 증가했습니다)、公式発表で使われるのはこちらである。文中で使う接続形の줄어・늘어(および감소해、증가해)はニュースの文章に頻出し、その数字をそこで文を終えずに次の内容へつないでいく。百分率は퍼센트、ポイントは퍼센트포인트で、どちらも同じ位置に入る(0.4%포인트 하락했습니다)。
例文
방문객이 지난해보다 3만 명 늘었습니다.
訪問客は昨年より3万人増えました。
지난해 같은 달보다 2% 줄었습니다.
昨年の同じ月より2%減りました。
よくある間違い・ニュアンス
誤読が二通りあり、どちらもよく起こる。一つめは、数量を変化後の総数と取り違えることである。전년 동월보다 19만 1000명 줄어が述べているのは減少幅が19万1000人だということであって、就業者が19万1000人だという意味ではない。率で書かれた場合も同じで、2% 줄었습니다は2%の下落であって、水準が2%だという意味ではない。二つめは、基準が何を指しているのかを読み飛ばすことである。지난해 같은 달보다や지난해 같은 기간보다は同じ条件どうしの比較で、ある月と前年の同じ月、あるいは5か月間と前年の同じ5か月間を並べている。これは「昨年一年との比較」とは別の主張であり、季節性のあるものはこの二つで結果がまるで違ってくる。百分率が出てきているのに近くに보다も대비も見当たらないときは、基準が自明なのではなく、単に省かれているのだと考えたほうがよい。もう一点、퍼센트で述べられた下落はもとの数値に対する変化率であり、퍼센트포인트で述べられたものは二つの百分率の差である。실업률이 0.4%포인트 올랐다と실업률이 0.4% 올랐다は、ニュースとしての大きさが違う。
似た文法との違い
- N보다
助詞そのものの項であり、基準の規則はそちらで説明されている。보다の前にあるものが比較の基準であり、付ける名詞を取り違えると文の意味が反転する。この枠はその後ろに数量と変化の動詞という二つの決まった位置を加える。その結果、二つのものを並べる単純な比較ではなく、一つの数値がどれだけ動いたかの報告になる。
- N 대비
同じ働きを、より硬い文体で果たすものである。대비は助詞を伴わず基準の名詞に付き、後ろにはほぼ必ず百分率が来る(전년 대비 5% 증가)。決算発表や政府統計が使うのはこの形である。보다は普通の助詞で、文章としても日常的に響くため、率だけでなく実数も同じように受ける。落とし穴は両者で同じで、前に立つ名詞が基準である。記事は一つの段落に二つの基準(전년 동기と전 분기)を並べることが多く、同じ結果が一方では増加、もう一方では減少になることもある。
- N에서 N(으)로
同じ動きを報じるもう一つの言い方で、担っている半分が逆である。この枠は基準と変化の大きさを示し、変化後の総数については黙っている。N에서 N(으)로は両端の数値を示し、変化の大きさについては黙っている。統計記事の段落ではこの二つが続けて使われることが多く、目の前の数字が水準なのか差なのかを見分けられるかどうかが、そこで効いてくる。