文法

N여

意味

中級N yeo

여は漢字語の「餘」で、数に付いて「その数を超える」ことを表す。80여 점は「80点あまり」、20여 명は「20人あまり」である。方向は固定されていて、여が足すのは端数であるから、実際の数は書かれた数以上であって、それを下回ることはない。また여が付くのは切りのよい数だけで、それこそがこの語の役目である。書き手は上の桁を残して下の桁を落としたのであって、数が分からないと告白しているのではない。

活用・つき方

여は数詞に分かち書きせず直接付き、助数詞はそのあとに一拍あけて置く(80여 점、20여 명、100여 개、3만여 명)。数詞は漢数詞で(80여は팔십여と読む)、つねに切りのよい数である。末尾が0の数か、만・억のような単位で、여は落とした桁の代わりに立っているからである。23여 명とは書かない。時間の長さについては、助数詞のあとに여を置く形もある。1년여、6개월여、3주일여は「1年あまり」「6か月あまり」「3週間あまり」と読む。ただし여が句全体の末尾に移ることはない。人数なら20여 명であって、20명여とは書かない。

例文

よくある間違い・ニュアンス

注意したい点が三つある。一つめは方向である。여は足すことしかしないので、여の付いた数字は下限を示す。약 20명(およそ20人)は18人でありうるが、20여 명は18人ではありえない。二つめは、隠れている量の大きさである。여は切りのよい数に付いてその下の桁の代わりをするので、20여 명は「20いくつ」、つまり30には届かない数として読まれ、3만여 명は「3万いくつ」で4万には届かない。ただしこの上限は明文化された規則ではなく読みの慣習なので、韓国語の読者が受け取る感覚として押さえ、書き手に対して算術的に問える線だとは考えないほうがよい。三つめは、これを書き手の不確かさと読まないことである。여は分かっている数字を読みやすく短くする手段であり、だからこそ正確な数は同じ記事の別の箇所や下の表に載っていることが多い。固有語の文体では남짓が似た働きをする(한 시간 남짓)。

似た文法との違い