文法

N씩

意味

初級N ssig

씩は数量に付いて、その数量が合計ではなく単位あたりのものであることを示す。ここから二つの読みが生まれる。分配の読みでは、その量が各単位に配られる。하루 3000매씩は「1日あたり3000枚」、한 사람에 두 장씩は「1人に2枚ずつ」である。反復の読みでは、その量が繰り返し巡ってくる。조금씩 늘었습니다は「少しずつ増えた」、5분씩 쉽니다は「そのつど5分ずつ休む」である。どちらの読みも主張は同じで、書かれている数は取り分であって全体ではないということである。

活用・つき方

씩は数量表現に分かち書きせず直接付く(3000매씩、한 개씩、두 장씩、5분씩)。前に来るのは数量でなければならず、裸の名詞には付かない。두 사람씩は言えるが사람씩とは言わない。조금・하나・절반のような量を表す語も同じように取る(조금씩、하나씩、절반씩)。配る先の単位は前に置かれるか(하루 3000매씩)、에や마다が担う(한 사람에 한 개씩、날마다 두 번씩)。できあがるのは副詞句なので後ろに助詞は要らず、強調の이나を続けることもできる(하루에 세 번씩이나)。

例文

よくある間違い・ニュアンス

씩を訳し落とすと話の規模が変わる。3000매를 팝니다は「3000枚を売る」でそれきりだが、하루 3000매씩 팝니다は「毎日3000枚」なので、10日分なら3万枚になる。씩は、合計はまだ示されておらず単位の数から計算しなければならないという合図だと読めばよい。反復の読みは副詞の中に隠れている。조금씩、하나씩、한 명씩がそれで、量をわざと小さくしたうえで、それが何度も繰り返される感覚を씩が与えている。조금 늘었습니다は一度の小さな増加、조금씩 늘었습니다はその連なりである。なお씩が乗るのはつねに数量のほうで、数えられる物のほうではない。학생 한 명씩とは言うが、학생씩とは言わない。

似た文法との違い