文法

N보다 N 배

意味

中級N boda N bae

基準を文中に残したまま倍数を述べる型である。보다の前の名詞が比較の基準で、배は「倍」を数える助数詞なので、평소보다 5배は普段の5倍、지난해보다 두 배は昨年の2倍となる。注目すべきは基準が文の中に残る点である。英語は「5倍」とだけ言って何の5倍かを伏せることができるが、この枠ではそれができない。배が数えているのは倍数だけで、それが数量の話なのか、価格・比率・期間の話なのかは、周囲の名詞と動詞に委ねられている。

活用・つき方

배は依存名詞なので、数詞のあとに分かち書きして置き(두 배、세 배、5배)、文が必要とする助詞を取る(두 배가 됐다、두 배로 늘었다、두 배를 넘었다)。1倍と言っても何も述べたことにならないため、数えは두 배から始まる。小さい倍数は固有数詞(두 배、세 배、네 배)、大きい数や小数は漢数字(10배、1.5배、20배)で表すのが普通である。보다の句が先に来て、배はその後ろ、述語の前に入り(지난해보다 두 배 많이 팔렸습니다)、助詞を伴わない副詞句として働く。基準が文脈から明らかなときは보다なしで배だけが立つこともある(매출이 두 배 늘었다)。

例文

よくある間違い・ニュアンス

読みが実際に割れるのは、배が変化の動詞と結びついたときである。3배 늘었다は、韓国語の報道では「もとの3倍になった」という意味でも使われ、より厳密な読みでは「もとの3倍だけ増えた(=4倍になった)」という意味にもなりうる。そして文そのものは、どちらであるかを決めてくれないことが多い。一方、近い形でも曖昧でないものが二つあり、書き手がそれを選んだときは注意する価値がある。3배로 늘었다は(으)로で結果を示し、新しい数値がもとの3倍だと述べている。3배 많다や3배 이상のような状態の比較は、増加の動詞を介さずに二つの量を直接比べている。ここの例文두 배 많이 팔렸다を「2倍売れた」と読んで差し支えないのはそのためである。3배 늘다しか書かれていない場合は、周囲の数字に判断を委ねるのがよい。記事が変化前と変化後の数値を挙げているなら、そちらを信頼し、倍数はその概数と見なす。배を퍼센트・퍼센트포인트と混同しないことも大切である。倍数と百分率とポイントは別々の測り方であり、韓国語の統計記事はこの三つを同じ段落の中で使う。

似た文法との違い