文法

-(으)ㄴ 바 있다

意味

上級-(eu)n ba itda

以前に起きた事柄を、書き言葉の報道の文体で述べる形。바は事実や事例を指す硬い依存名詞で、있다はその事例が記録として存在すると述べる。상을 받은 바 있습니다は、個人の記憶としての「受けたことがある」よりも、「その会社が賞を受けた事例がある」に近い。報道がこの形を使うのは、いま報じている出来事に背景を添えるためで、以前の受賞・以前の発言・以前の判決といったものを指す。新しい事実を、すでに起きた何かに照らして読ませる働きをする。

活用・つき方

動詞の語幹+-(으)ㄴ 바 있다。母音で終わる語幹には-ㄴ 바 있다(발표한 바 있다)、子音で終わる語幹には-은 바 있다(받은 바 있다)が付く。-(으)ㄴは完了を表す連体形なので、바の前の出来事は常にすでに終わっており、過去を二重に示すことはない。받은 바 있다とは言うが、받았은 바 있다とは言わない。時制と丁寧さは있다のほうが担い(있습니다、있었다)、否定は-(으)ㄴ 바 없다となる。同じ依存名詞바は아는 바 없다や앞서 말한 바와 같이といった別の決まった言い方にも現れるが、語は同じでもこの形とは別である。

例文

よくある間違い・ニュアンス

同じ内容を日常の言い方で述べるなら-(으)ㄴ 적이 있다だが、文体としては置き換えられない。바 있다は報道発表・裁判報道・公式声明に属する形で、会話で使うと書類を読み上げているように響く。役割にも違いがあり、적이 있다が経験を述べるのに対し、바 있다は記録として残る事実を挙げる。ニュースでの公式の否定が언급한 적이 없다ではなく언급한 바 없다という形になるのはこのためである。「今も影響が続いている」という含みを読み取ってもいけない。この形が述べるのは過去にその事例があるということだけで、それが今どう効いてくるかは文の残りの部分が担う。

似た文法との違い