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接尾辞(-적・-화・-성・-률)— 日本語の -的・-化・-性・-率 はそのまま動く。ただし「率」だけ別

全3回中 第3回最終更新:

漢字語の記事で、音読みから漢字音への対応を三つの規則にまとめました。この記事はその対応が特によく効く場所の話です。

-的・-化・-性・-率。この四つは日本語にもある接尾辞で、韓国語では -적・-화・-성・-률 になります。しかも対応するのは語だけではありません。活用のしかたまで対応します。

だから日本語話者にとって、この記事の大半は確認作業です。そして最後の一つ、だけが本当に新しく覚える内容になります。そこに一番長く紙面を割きます。

-적(-的)— 活用まで一致する

漢字音の規則2のとおり、てきは 적 です(2拍目が「き」→ 받침 ㄱ)。対応するのはそこで終わりません。

日本語 韓国語
〜的な + 名詞 -적인 + 名詞 具体的な方法 → 구체적인 방법
〜的に + 動詞 -적으로 + 動詞 積極的に参加する → 적극적으로 참여하다
〜的だ -적이다 非現実的だ → 비현실적이다

三つとも一対一です。日本語で「〜的に」と言える場面は、韓国語でもほぼ -적으로 で言えます。

一点だけ日本語にない形があります。韓国語は「인」を挟まずに名詞へ直接つなぐことができ、これは書き言葉・ニュースで多用されます。

日本語の「的」は必ず「な」を要求しますが、韓国語の 적 は要求しません。記事の見出しで 적 の直後に名詞が来ていても、それで正しい形です。

よく出る語は、そのまま日本語から読めます。

사회적(社会的)/ 경제적(経済的)/ 정치적(政治的)/ 구체적(具体的)/ 일반적(一般的)/ 기본적(基本的)/ 대표적(代表的)/ 적극적(積極的)/ 긍정적(肯定的)/ 부정적(否定的)/ 효과적(効果的)

-화(-化)— 「〜化する」は二通りに割れる

は 화 です。세계화(世界化=グローバル化)、고령화(高齢化)、온난화(温暖化)、자동화(自動化)、민영화(民営化)。ここも読めてしまいます。

日本語と違うのは動詞にするときで、韓国語は되다하다を使い分けます。

韓国語 意味
자동화되다 自動化される、自動化が進む
자동화하다 自動化する(誰かがそうする)

日本語の「自動化する」は自動詞にも他動詞にも読めますが、韓国語は 되다 と 하다 でそこを分けています。迷ったら「そうする人が文に出てくるか」で選んでください。行為者が出てこず、ただそうなっていく話なら 되다 です。

外来語にも付きます。디지털화(デジタル化)、온라인화(オンライン化)。日本語と同じ感覚で足して構いません。

-성(-性)— ほぼ確認だけでいい

せいは 성 です。

日本語 韓国語
可能性 가능성
必要性 필요성
安全性 안전성
重要性 중요성
透明性 투명성
多様性 다양성

共起する述語まで一致します。日本語で「可能性が高い」と言うところ、韓国語も 가능성이 높다 です。

-감(-感)との住み分けも日本語と同じで、안정성(安定性)は物の性質、안정감(安定感)は人が受ける感じ、책임감(責任感)は人が持つ意識です。日本語の語感をそのまま持ち込めます。

この節が短いのは、本当に覚えることが少ないからです。浮いた労力は次の節に回してください。

-률 / -율(-率)— ここだけは日本語が助けてくれない

日本語の「率」は、何に付いても りつ の一つだけです。比率、効率、失業率、視聴率 — 全部「りつ」。

韓国語は違います。 に書き分かれ、前の音で決まります。

母音ㄴ 받침の後ろでは 、それ以外では

日本語の漢字表記からはまったく見えない区別です。ここが、この四つの中で唯一の暗記点になります。

日本語 韓国語 直前の音
比率 비 — 母音終わり
効率 효 — 母音終わり
税率 세 — 母音終わり
打率 타 — 母音終わり
投票率 투표 표 — 母音終わり
支持率 지지 지 — 母音終わり
(為替レート) 환 — ㄴ 받침
出産率 출산 산 — ㄴ 받침
失業率 실업 업 — ㅂ 받침
成長率 성장 장 — ㅇ 받침
死亡率 사망 망 — ㅁ 받침
視聴率 시청 청 — ㅇ 받침
合格率 합격 격 — ㄱ 받침
確率 확 — ㄱ 받침

規則が本物だと分かる組み合わせがあります。

同じ出生の話をする二語が、同じ新聞の中で別々に綴られます。誰かが不統一なのではなく、前の音が違うだけです。

なお 환율 は日本語の「為替レート」にあたる語で、漢字では 換率 です。日本語側に対応語がないので、ここは丸ごと覚える必要があります。ニュースでの登場頻度は非常に高い語です。

分解して読む

四つが入ると、長い漢字語がその場で割れます。

最後の例には接頭辞も入っています。비- は日本語の「非-」そのもので、비공개(非公開)、비정규직(非正規職)のように働きます。

気をつける点

対応率が高いぶん、外れたときに気づきにくくなります。日本語にある「〜的」の語が、韓国語でも同じ形で使われるとは限りません。日本語側の語をそのまま漢字音に変換して口に出すと、通じはしても不自然になることがあります。

安全な使い方は、この記事を読解の道具として使うことです。出会った語を割って意味を取るのは、ほぼ確実に当たります。自分で組み立てるのは、実際に使われている組み合わせを見てからで間に合います。

見る場所は記事です。最近のデイリー版を開いて、経済や社会の記事にある長い名詞の最後の一音節を切ってみてください。残った部分は、たいてい日本語ですでに知っている語のはずです。

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