コラム

連音化(연음화)— 한국어 が「ハングク・オ」ではなく「ハングゴ」になる理由

全3回中 第3回最終更新:

前回、パッチムには7つの代表音しかないという話をしました。(服)は単独では「オッ」、最後は ㄷ の音で止まります。

ところが「服が」は 옷이 と書いて、「オシ」と読みます。ㅅ が戻ってきています。

これが연음화(連音化)です。

ルールは一行

パッチムの後ろに母音で始まる音節が来ると、パッチムはそのまま次の音節の頭に移動する。

書いてある文字は動きません。動くのは音だけです。

日本語はこれをやらない

ここが日本語話者にとって本当に新しいところです。

日本語で「原因」は げん・いん のままです。「ん」が次の「い」にくっついて「げにん」になることはありません。「反応」も はん・のう で、「はのう」にはなりません。日本語は音節の切れ目を守ります。

だから日本語話者は、韓国語でも綴りの切れ目で読もうとします。한국어 を「ハングク・オ」と切って読んでしまうのは、日本語の習慣がそのまま出ているだけで、耳が悪いわけではありません。

韓国語は逆で、切れ目を守らないのが普通です。ゆっくり丁寧に読むときですら移動します。

代表音のルールが適用されるのは「母音が来ないとき」だけ

前回の7つの代表音の表を、ここで補足します。あの表は後ろに母音が来ない場合の話でした。

母音が続くときは、代表音に変わる前に、綴りの子音がそのまま次へ移ります。

単語 単独 母音が続くと
옷(服) オッ [옫] 옷이 → 오시
꽃(花) コッ [꼳] 꽃이 → 꼬치
밭(畑) パッ [받] 밭에 → 바테
앞(前) アッ [압] 앞에 → 아페
부엌(台所) プオク [부억] 부엌에 → 부어케

꽃이 が「コディ」ではなく「コチ」になるのは、ここに理由があります。ㅊ は代表音 ㄷ に変わる前に移動してしまうからです。

つまり綴りは無駄ではありません。その語が本当はどの子音を持っているかを保存していて、母音が来たときにそれが表に出ます。

助詞と語尾では必ず起きる

助詞(이/은/에/을…)と語尾(-아요/-어요/-으면…)は母音で始まるものが多いので、連音化はほぼ毎文で起きます。

逆に言えば、連音化を知らないまま話すと、助詞のたびに不自然になります。文法よりも先に効いてくる場所です。

例外:単語と単語の間

同じ「パッチム+母音」でも、別の単語がくっつくときは動きが違います。

옷 안(服の中)は「オサン」ではなく 「オダン」 です。ここでは ㅅ がいったん代表音 ㄷ に変わってから移動します。

区別のしかたは、後ろに来るものがそれ自体で意味を持つ語かどうかです。

最初のうちは前者だけ意識すれば十分です。後者は出てきたときに「そういえば」と思い出せれば足ります。

読むときのコツ

慣れるまでは、書いてある文字の切れ目を無視して、音だけで区切り直す練習が効きます。

음악을 들어요(音楽を聞きます)は 음・악・을・들・어・요 と書きますが、音では 으 마 글 드 러 요 です。パッチムが三つ(ㅁ・ㄱ・ㄹ)あって、三つとも移動しています。書いてある切れ目と音の切れ目が、一つも一致していません。

このシリーズはここまでです。三つの記事を通して見ると、韓国語の発音は「文字通りに読まない」規則の集まりだとわかります。ニュース記事で実際の文にあたるときは、デイリー版の記事を音読してみてください。連音化は毎文に出てきます。

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